注目:9月4日北米版ドラクエ11(ボイス付き)攻略開始!
ここまでの中で何度か特技のダメージについて話してきました。
ダメージの決まり方は大きく分けて2通りあり、
(1)攻撃力や守備力に関係するもの(打撃など)
(2)ダメージ範囲は決まっていて、耐性でのみ軽減できるもの(呪文・ブレスなど)
という2通りがあるという話をしました。
ですが実はドラクエには、その他の方法でダメージが決定される技もあるのです。
ダメージがレベルに関係する技
キャラたちの攻撃力ではなく、レベルによって強さが変わる技があります。
ドラクエ7で登場した「どとうのひつじ」や「とおぼえ」等がそれに当たります。
例えばどとうのひつじによるダメージは敵に4回当たりますが、1回ごとのダメージの平均値は
「レベル×1.5+24.5」
となります。これがどういうことを意味するかというと、力の弱いマリベルなどでも
どとうのひつじならば威力十分の攻撃を繰り出せるのです。
攻撃力は一切関係しませんので、もちろん武器などを装備する必要もありません。
というわけで、攻撃力の低いキャラには、レベルが威力に関係する技を覚えさせるととても重宝します。
もっとも、敵にも怒涛の羊に対して耐性を持つものがいます。
しかしラスボスにも裏ボスにも効いてしまうことを考えると、やはりかなり強力と言うことが出来るでしょう。
ダメージが敵の最大HPに関係する技
ドラクエ7に出てきた「猛毒の霧」は、ターンが終わるごとに敵に
「最大HPの1/6」のダメージを与えます。
例えばHP600の敵なら、毎ターン100ずつダメージを与えることが出来るわけです。
この技もやはりこちらの攻撃力と関係なくダメージを与えることができます。
しかも強い敵ほどHPも高いですから、与えるダメージも大きくなるというわけです。
実は闇のドラゴンなど一部のボス敵にもこの技は有効でした。
闇のドラゴンはHPが1350でしたが、猛毒の霧を使えば毎ターン225のダメージが与えられ、
6ターン待っていれば勝手に死んでくれます。
このように、ドラクエ界には説明がつきにくいダメージ計算方法がいくつかあります。