出演者紹介
司会は椿姫彩菜さん。ドラクエ10の番組も担当しており、ドラクエ全般に詳しい方です。
そして堀井雄二さん、齋藤陽介プロデューサー、内川ディレクター。
ブイジャンプ編集部のサイトーブイさんも同席
既に出た情報のおさらい
ドラクエ11のサブタイトルは「過ぎ去りし時を求めて」。
堀井さん「このタイトルロゴはドラクエ1が左右対称になっているもの。何か関係あるかはおいおい話していく」「音楽(序曲)も、ドラクエ1を彷彿とさせるもので、その辺もまたあとでしゃべりたいと思います」
齋藤さん「サブタイトルの「過ぎ去りし時を求めて」がかなり意味深のタイトル。「どこまで関係あるかはまたあとでしゃべる。」
発売ハードはプレイステーション4とニンテンドー3dsの2つ。
何故この2つでの発売となったのか?
堀井さん「悩んだけど、作るからにはより多くの人にやってもらいたい」
堀井さん「3dsでは3Dバージョンと2Dバージョンという無茶なことをやっている」
齋藤さん「プラットフォームは2つだけどゲームを3つ作っているような感じ」
※3dsは上の画面は3D、下の画面が2Dになっている
内川さん「これは大変です。でも誰もやったことがない挑戦をしているというところは物凄くやりがいを感じています」
内川さん「例えば3Dのキャラは物で演技ができるけど2Dではできないからメッセージでフォローするなど工夫している」
齋藤さん「表現が変わると同じセリフでもテンポが変わってくる。細かく調整するのが凄く大変」
内川さん「堀井さんも3本チェックしてるから大変そう」
堀井さんに質問のコーナー
Q.本作にかける堀井さんの思いをおしえてください
堀井さん「30年よく続けられたなと自分の中でも感激していて、ありがたい・感謝の思いを込めて
30年の歴史を振り返りつつ、30年をめどに新しいドラゴンクエストを1からまた始めるような気持ちで出発」
齋藤さん「原点であり、新しくもありということですよね。そこら辺はあんまり言うと(三宅有さんに)ダメだって言われちゃうので…中身でちょっとそこの言葉がかかってきたりするかもしれないので…」
主人公の情報
今回は勇者が主人公。イシの村に住んでいる。
この主人公が16歳になる誕生日から話が始まる。この世界では16歳から成人になる。
仲間の紹介
頼れる相棒、盗賊のカミュ。意外な所(牢屋)で会い、最初に仲間になる。
紹介は「旅の途中で主人公が出会う青髪の盗賊。振る舞いや言葉遣いには粗野な面があるものの、義理堅く、情に厚い心根の持ち主。世慣れした相棒として、駆け出しの主人公を支え、導いていく。」
カミュは主人公が勇者だと知っている。ドラマティックな展開になっている。
彼は実はある預言を受けて…(ここで話を止められてしまう)
今回はドラクエ4のように、旅の中で仲間が徐々に集まっていく感じになっている。
カミュの映像を公開!
鳥山明さんによる原画も公開!
ワールドマップ
ドラクエ11のフィールドは「ロトゼタシア」という世界。
・中央上部に木のようなもの、右上にもそれをフィーチャーしたようなものがある
・左には船の絵も。島がぽつぽつあるのは船でいけそう
・内海と外海が存在する(マップ右中央付近にある内海は外海とつながっていない)
・ドラクエ11は2dと3d両方で作るのでマップが大きいと大変だが、できるだけこれまでのドラクエと遜色のないスケールの世界地図にした
フィールド・町の紹介
前半はPS4版、後半は3DS版でフィールドのの実機映像が公開!フィールドの音楽も確認できます。
まずはPS4版でフィールドの様子。
ホイミスライム、ギガンテス、スライムなどが確認できるほか、見慣れない新モンスターも映っています。
左上には地名「デルカコスタ地方」の文字。左下にはミニマップが付いています。
コマンド画面も見えました。「どうぐ」「じゅもん」「そうび」「なかま」「つよさ」「さくせん」の6つになっていることが判明。
これまでドラクエで常識だった「左上がはなす」ではなくなっています。
馬に乗ることができ、馬に乗った状態ではR2でダッシュ、×で降りることができます。
馬でダッシュすれば、弱い敵は体当たりで吹っ飛ばして戦闘を回避できます。馬に乗ったまま戦闘もできる
3DS版では町の中の様子。序盤に訪れると思われる「デルカダール王国」の様子です。
上の画面と下の画面は、どちらもプレイヤーの操作に合わせて全く同じタイミングで動きます。
セリフはアナログスティックで操作すると上に、十字キーで操作すると下に出ます。
上の画面では視点の回転も可能。
制作の過程で3dと2dの距離を合わせるのが凄く大変とのこと
堀井さん「皆さんの反響が嬉しい。どれでやるか悩むかもしれません」
齋藤さん「悩んだら両方買えばいいんですよ」
出てくるセリフは以下の通りです
兵士「ここはデルカダール王国。ロトゼタシアでいちばんの広さを誇る王国だ。」
おじさん「旅人さんかい?もしも休みたいのならそこの宿屋に行くといい。なかなか広くて快適だよ。」
おばあさん「デルカダールは周りが山に囲まれており魔物もめったに襲ってこないんじゃ。だから安心して暮らせるんじゃよ。」
町の人に近づいた時に「パンのレシピはどこ…?」というセリフが出現。サブクエストか何かか?
兵士「デルカダールの聖堂をおびやかす者は許さん。私が見張っているうちは事件など起こさせん。怪しいヤツに好き勝手なマネはさせんぞ。」
ドラゴンクエストおなじみのおたのしみ要素
- 堀井さん「カジノはあります。しかもPS4と3dsでちょっと変わっていたりして遊べる内容が違う」
- 内川さん「スロットとポーカーの2つはあります。それ以外はお楽しみに」
- 堀井さん「あとはぱふぱふですかね…ぱふぱふね、凄いです!」
- 堀井さん「これまでのぱふぱふの歴史が見れる」
- 齋藤さん「真のぱふぱふにたどり着く」
- 内川さん「ドラクエと言えばやっぱぱふぱふじゃないですか」
- 齋藤さん「あ、過ぎ去りしぱふぱふを求めて?」
3DSのすれ違い通信
- 3DS版にはすれ違い通信があるそうです。PS4版では、また別の魅力のものを用意するとのこと。
- 堀井さん「いろいろ面白いことがいっぱい起こると思いますよ。持って外に行きたくなる。いろんなものを集めたくなる」
- 内川さん「(ドラクエ9の)宝の地図とはまた毛色がちょっと違うんですけども、これはこれで面白いんじゃないかなというもの」
詳細は不明ですが、何かを集める要素があるようです。
オープニング映像
オープニング映像が公開。
詳細はコチラをご覧ください
ここで発売予定が「2017年」と公開。前回2015年の発表時は「2017年5月までに発売」だったので、若干後ろ倒しになりました。
エンディング
・12月19日22:45~NHK「LIFE」でスペシャルコントが放送
・12月29日22:00~NHK ドラクエ30周年特番でもドラクエ11の新情報あり
サイトーブイさん
「12月26日発売の少年ジャンプにさらに情報が載っているみたいですのでチェックしてください」
内川さん
「これまで30年間ドラゴンクエストを支えてくれたお客様に、これまでと全く新しいいつものドラゴンクエストというものをお届けしたい」
「現状開発の方はラストスパートに入っている。PS4版、3DS共に頑張っています」
齋藤さん
「これから続々と情報を出していきますが、まずは今日見ていただいたムービーを何度も見ていただいて、友達とあれはこうなんじゃない、ああなんじゃないとか話しながら待っていただくといいかなと思います」
「なんとかドラゴンクエスト30周年期間内に出せたらいいなあと思いながら開発しております」
堀井さん
「ちょっと情報を出し過ぎたかなというのもあったんですが、その分期待も高まったと思います。その期待に応えるようにスタッフ一同頑張っています。素晴らしいものになると思いますので期待していてください」