ドラクエ界には多くの特殊攻撃が存在しますが、そのほぼ全てが何かの系列に属しています。
例えばメラ・メラミ・メラゾーマはメラ系と呼ばれます。
実はDQ7のビッグバンもメラ系です。これは、メラ系の耐性を装備するとビッグバンのダメージが軽減されることから分かります。
このように、意外なものが意外な系列に属していることがあります。
では、どんな攻撃がどんな系列に属しているのか、例を順に見ていきましょう。
基本系
ドラクエ界の呪文と言えば、メラ系、ギラ系、イオ系、バギ系、ヒャド系、デイン系の6つが中心です。
これにブレスの炎系と吹雪系を加えた8大属性がドラクエ界の中心になっており、ほとんどの攻撃技はこのどれかに属します。
例えば火炎斬りはギラ系、ジゴスパークはデイン系、かまいたちはバギ系、などなど。
これらの系列の技に関しては挙げてもキリがありませんので、詳細が気になる方は、各極限データベースか極限攻略研究会発行の攻略本などをご覧ください。
1回休み系
おたけび、あしばらい、なめまわしなど、攻撃が効けば敵が行動できなくなる技がいくつか存在します。
これらの技は「1回休み系」と呼ばれ、ひとつの属性になっています。
要するに、あしばらいが効かない敵にはおたけびも効きません。
ちなみにこの耐性は一部のアイテムを装備することでも手に入りますが、専らモンスターやモンスター職による耐性に頼ることになるでしょう。
ザキ系
意外と多いのがザキ系。ザキ・ザラキの他に突き飛ばし、体当たり、くすぐりの刑などもザキ系です。
ただ、ザキが効くならザキを使っちゃえばいいという話もあります。
ちなみにニフラムやメガンテはまた別の属性になっています。
ひつじ系
ドラクエ7では怒涛の羊、とおぼえ、ぐんたい呼び、チビイの形見は同一の系列です。
これら4つの技の特徴は、レベルに応じたダメージを敵に与えることです。
1ターンに4回攻撃できる上に敵の守備力も関係ありませんので、最強の技となっています。
これら4つの技は同一の属性ですので、怒涛の羊が効かない敵にはとおぼえも効きません。
岩石系
岩石投げや石つぶてはこの岩石系に属し、他の属性とは異なっています。
ただ面白いのは、何故か正拳突きも岩石系の技なのです。
(だからメタルスライムなどには効きません)
準バギ系
バギ系そっくりなのですが、バギ系に耐性がない「ドルフィンシールド」でも耐性が得られる技があります。
津波やグランドクロスなどがこれに当たります。ちなみに紛らわしいですがメイルストロムはバギ系です。
さて、いくつか例を見てきましたが、もちろん系列はこれだけではありません。
シリーズにもよりますが、だいたい約20~30程度の区分があります。
ドラクエ9では、今まで以上に相当複雑な系列・属性区分になっていることでしょう。
どの技がどの系列かを見極め、適切な耐性を持った状態で敵と戦闘することが重要です。